子ども子育て拠出金とは?
子育て支援のために使われるお金で、
厚生年金の適用事業主が、厚生年金保険料と一緒に納めるものです。
保険料は厚生年金の標準報酬月額に拠出金率をかけて計算され、
保険料負担は会社のみで、従業員負担分はありません。
厚生年金の請求書には「子ども子育て拠出金」という別枠で金額が記載されており、自動的に計算、徴収されています。
給与計算上は意識しなくてもよいですが、経費処理上は把握しておく必要があります。
保険料は4月に見直しされることが多く、
平成30年度は0.29%となっています。
子どもがいなくても払うの?
はい。その会社に子育てしている従業員がいなくても、保険料は全員の標準報酬月額に基づいて計算され、
事業主に子どもがいなくても、厚生年金の適用事業所である限り払う必要があります。
ここはよく質問を受けるところですが、社会全体で少子高齢化のバックアップをしましょうね、ということなのですね。